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仕事忙しいとか言い訳しつつ、ぼそぼそと本読んでます。 多読なんて出来ませんが。 ただいま飛ぶ鳥落とす勢いの伊坂幸太郎デビュー作品。 デビュー作品と言えど、井坂ワールド100%堪能です。 哲学者とも島の預言者とも呼べる「喋る案山子」殺し、 最後の力を振り絞って喋る案山子を作った、江戸末期の人・禄二郎の鬼気迫る死にざま、 20億もの数で大空を埋め尽くした旅行バトの絶滅、 衝撃的でありながら、たまらなく切なかった。 伊坂幸太郎の小説は、いつも「生命」と言うものを問うているように感じる。 人生だとか生きる意味だとかと言うよりも、「生命」そのものだ。 誰もが、1つは持っている、1つしか持っていない「生命」の扱いに戸惑っているように見える。 持てあましているようにも、達観しているようにも見える。 150年生きた哲学者でもあり預言者でもある喋る案山子が、100年生きられない人間に感じていたのは、憐憫か、愛か。 私はこれを読んでる間中、宇多田ヒカルの『Beatiful World』をBGMにしていたのだけど、めちゃくちゃ合ってたなぁ。 |
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